山田富士

その他

横浜市都筑区北山田一丁目。
都筑区にいくつか存在する富士塚の１つ。御殿場口と吉田口の登山道があり、山頂には火口も模されている。現在は山田富士公園の一部となっている。

山田富士公園はWebサイトあり。

『新編武蔵風土記稿』に拠れば、富士塚のある山を太子堂山と呼ぶようだ。

太子堂山

北の方にあり、此山に富士塚とて高さ十丈ばかりあり。

『新編武藏風土記稿』卷之八十五都筑郡之五

古地図に拠ると、富士塚の東方（現在の公園の池の辺り）を冨士谷（ふじのやと）と呼んだようだが、おそらく富士塚に由来するのであろう。現在はふじやとのみちと呼ばれる緑道が存在する。

ODAプロジェクト自動販売機

その他

横浜市都筑区北山田一丁目。
飲料の自動販売機に元プロ野球選手の小田幸平捕手の写真が貼ってある。側面などにも写真が貼られている、完全に小田選手仕様の自動販売機。

ODAプロジェクト

ネット上で調べてみると、ODAプロジェクトという慈善事業の一環で、収益の一部を寄付する自動販売機とのこと。

上記記事に拠れば、目撃したこの自動販売機は１号機らしい。２号機以降もどこかに設置されているのだろうか。
ここに１号機が設置された経緯は下記の通り。

第１号機が設置されたのが、特製もつ鍋などが人気の居酒屋「時乃屋」（横浜市）の前。同店を経営するのが、小田さんと巨人同期入団の中村善之さん。
（上記Web記事より）

先日「時乃屋」の前を通ったが、ODAプロジェクトの自動販売機はなくなっており、普通の自動販売機に変更されていた。

その他

横浜市青葉区荏田西二丁目。
都筑郡の中心施設「郡家」である長者原遺跡の跡地。猿田は『新編武藏風土記稿』にも記載のある小字に由来する。

長者原の読みは書籍に拠って「ちょうじゃはら」と「ちょうじゃっぱら」となっているものがあり、どちらかは判らない。
現在は一部が荏田猿田公園になっており、遺跡と判るものは看板を除いて存在しない。

長者原遺跡は東名高速道路により東西に分断されており、荏田猿田公園は東側にあたる。『緑区史通史編』（緑区史編集委員会）に拠れば、７世紀末～８世紀初頭の建物跡が発見され、東側には政務を司った庁舎、西側には倉庫と考えられる建物群が検出されたという。

神社仏閣

称念寺

山号や開基などは不明。
地図等で調べると、2002年以降に建てられた新しい寺院のようである。

神社仏閣

横浜市都筑区荏田東四丁目。法道寺のある澁澤谷のさらに奥にある。
浄土宗。

Webサイトあり。

開基について。

江戸芝增上寺の末寺なり。開山相譽慶長十九（1614）年五月六日化す。

『新編武藏風土記稿』卷之八十七都筑郡之七

上記心行寺Webサイトに拠れば、前身は江田源三を開基として建立された禅庵であり、後に浄土宗に改宗し現在の心行寺として中興された、という寺伝があるとのこと。